背景

昨今の人手不足の状況の中で、外国人労働者の力を頼らないと納期に対する対応ができない企業が増えてきています。その中で、労働基準監督署や入国管理局では、外国人の労働に対して法令遵守の立場を堅持することを求められています。外国人を雇用する会社に関しては、特に、就労ビザの問題や在留資格、在留期限、在留期間などの厳格な運用が求められています。

就労時間の管理は、日本人以上に厳格な運用が求められているのですが、現状では、Excel等での手作業の管理にとどまっている会社が多く、厳格な運用には至っていないのが現状です。早急なシステムの導入が求められています。

目的

外国人労働者の就労管理だけでなく、すべての労働者の就労管理を目的とし、顔認証システムの導入で、通常のタイムカードの打刻ミスを減らし、出退勤時間の情報を取り出して、通年、月次、週次の就労ビザに定められた労働条件あるいは、外国人以外の時間外勤務などの厳守を目指します。

システム全体像

基本機能

個人情報の管理

個人情報は、顔認証システムと同期して、あらゆる項目を管理します。また、プライバシーの保護のため、検索、照会のロックをかけることができます。必要に応じて、項目の追加もできます。

出退勤情報の管理

部署や担当者毎に週単位、月単位に表示することができます。集計や月次の日報も出力します。

出勤予定の管理

出勤予定の管理をすることで、アルバイトの管理、繁忙期の人数管理など、勤怠以外の管理もできます。

・月次日報の管理

残業時間、深夜残業の時間、勤務時間の管理が日報でできます。データはExcelの形式でもダウンロードできますので、お手持ちの給与システムへデータの取り込みも可能です。部門毎の管理もすぐできます。

画面はプレビュー画面です。

その他特徴

◆クラウド化

クラウドのデータベースにデータをアップロードし、多部署のデータを一元管理します。例えば、今日は、A工場、明日は、B工場といった不規則な勤務の対応も可能です。いろいろな柔軟な出勤管理が可能になります

導入もパソコンのセットアップをすれば、最新プログラムをクラウドからダウンロード。プライベートクラウドならではの対応が出来ます。

◆顔認証

顔認証システムは、安価な【ENTRY7】を利用し、顔認証を安価に行う。

顔認証出退勤の管理の為に、顔認証タイムレコーダー「ENTRY7」を導入します、認証した顔での認証時の時刻をシステムにUSBメモリーによりアップし、認証時刻を記憶します。アップロードされたデータは、顔認証データと認証日時を記憶され、勤務時間の計測に利用されます。

顔認証システム「ENTRY7」は、顔認証とその時刻を記憶するもので、作業途中での離席確認など、多様なシステム開発が可能となります。

◆既存プログラムとの兼ね合い(部品型パッケージ)

本システムは、当社の既存システムに組み込むことで、より細かなデータを収集することができます。

本システムは単品でも社員の入出勤管理や、日報の管理を行えますが、他システムと組み合わせることで、そのままシステムへのログイン機能として利用したり、社員が入力した実績の管理を行うことができます。

既に本入出勤管理を導入しているお客様も販売管理やほかシステムを導入する際は、本システムをそのままログイン機能、社員管理としてご利用いただけます。