仕事で岩槻に来た。岩槻はひな人形の里らしく、東玉のひな人形の本社などがあるらしい。僕は、そんなことは詳しくないのだが、ホテルにひな人形が飾ってあるのだ。それで、ふと、そんなことを思った。ネットで見てみると確かに岩槻という町は歴史にあふれているのだ。
ホテルに入ると、1110号室。
なんとなく、いい番号だと思ってしまった。単なる部屋番号でもなんかいい数字だとうれしい。そう言う事はお客様が感じるようで、確かにホテルには4号室みたいなのはない。
ホテルに泊まる時は定番のワインとおつまみ。でも、ふとした、大事な時間なのだ。なぜか、ホテルでのいっぱいは、仕事でがんばった自分へのご褒美なのだ。(その割合には、質素ではあるのだが)
ささやかな夕食のワインから、ノンビリと朝がやってきた。
普段より朝食が立派だと思ってしまう。これで一日の栄養が取れてしまうような食事だ。
もう春になっていた埼玉を過ぎて、米沢に向かう。
途中、峠はやっぱり雪があった。
春の訪れは、場所によって違う。