誰が名付けたのか、ドクダミ。こんな可憐な花びらなのにね。
と、ふと思ってしまうのだが、このドクダミが我が家の庭には、大発生。これが結構大変なのだ。どうも、庭の手入れをしていないように見えて、良くない。近所の人には、『僕は、ドクダミが好きで、増やしているんです』と言ってみたが、どうせ、嘘だとバレている。しっかりと見られている。(笑)
昨日、仕事の関係でお邪魔したお客様。「最近、ブログ更新されてませんね」って、えっ、見られている。単なる独り言も見られていると、ちょっと、嬉しいような、恥かしいような気がする。
「もう、かれこれ、20年ぶりですね。」。そう、20年前、お仕事をさせていただいた方との再会。ああ、そうだったと会話をしながら、思い出す。あの時の担当は誰だったかなあ。確かに、2000年問題の対応だったから、20年前だ。当時、山形の会社にいて、やはり、今と同じように、走り回っていた。あの頃から、僕は成長しただろうか?
20年前、45歳ごろの僕は、たぶん、人生の中でも、最も忙しい時期で、今、以上に走り回っていたかもしれない。プロジェクトは大抵10個から20個ぐらい平気で回っていて、毎日、プロジェクトの打合せと問題のあるお客様の訪問を繰り返していたような気がする。SEも50名以上いたから、当たり前なのだが、今、考えると決して、一つ一つを丁寧に仕上げていただろうか?と不安になる。20年前のあの仕事は、キチンと終わりましたか?と聞くわけにもいかず、こうやって笑って話をしているのだから、きっと大丈夫だったんだろう。と思うしかない。
今は、社員も数名の会社なので、協力してくれる会社も含め、一つ一つ丁寧に仕事をしていくことを肝に銘じている。しっかりと仕事をしないとお客様の満足度は上がらない。この年になって、中途半端な仕事をしてはいけないし、プロとしての仕事をしないと、いけないと思っている。芸術家ではないけれど『いい仕事してますねえ』と言われるような仕事をして、後に続くSEを育てなければと思っている。
それにしても、こんなブログ一つにしても、一つ一つの仕事にしても、庭のドクダミと同じ。しっかりと見られている。「ドクダミを育てている」なんて言い訳が出来ない。僕は見られている。って思わなきゃいけない。