3.11

3.11の時、僕は、まだ、情報系のある会社の社長だった。
まだ、大学生だった息子が仙台でテニスの大会にいた。大学のチーム全員が仙台にいた。
連絡の取れない状況が続き、仙台から、福島に戻ることのできない学生たちを会社で、預かった。
10名近い学生がいた。

全員が自宅にもどることができるまで1ヶ月もかかってしまった。
人道的に正しい行動だったと今でも思っているが、今考えれば、乱暴な事をしていたもんだと思う。

そんな事をやっていたから、僕は、その会社を身売りすることになり、そして、また、it’sをいう会社を立ち上げることになっている。
道徳の話をすることはないが、今は社長という立場を考えた時、人として正しいから、会社ですべきとは限らないと思っている。
社員も守れない会社が、社会を救えるはずがないのだから。
まず、社員を守ることが、社長としての仕事だ。そこで、余裕のある経営ができてきて、初めて、社会の為、人のためにもの事を動かすことができるのだと思う。まず、一番大事なわが社の社員を守ることが、社長として一番大事なことだと思っている。

3.11を思い出すと、また、同じことに出会った時、もっと人道的に正しいことをするためには、社員全員で支援できるようになるためには、安定した会社を作らなければ何もできない。
そんなことを考えるのだ。