まあ、経営者とか、オーナーと、指揮官とか、いろんな形でトップにいる人達のこと。
最近、思うことは、トップでなんだろ。
意志決定をする人。会社の方向性を考える人。そういう事をできるのは、勉強してできるものなんだろうか、それとも、もって生まれた資質なんだろうか?
最近、どうも、勉強して学ぶことではないような気がしてきた。
その人が持っている資質というか、センスというか、有能な経営者とは、そういった資質やセンスを持ち合わせていて、そういった資質やセンスをもっていない人はどんな努力をしても、そういうものはつかめないのではないだろうか。
どんなに努力、苦労をしても、掴めないのもなのではないだろうか??
もし、そうだとしたら、もう一つ、問題があって、僕はその資質をもっているのだろうか?
もっていないとしたら、努力しても資質は変わらないものであれば、Topでいることは、不幸な事なのではないだろうか?
僕は、幸福かもしれないが、Topとしての資質をもっていない人の下で働く人たちは本当はどうなんだろう??
資質のないTopのために、精一杯の努力がなんの成果もなく崩れていって、社員みんなが不幸になってしまう。
もし、そうだとしたら、軌道にのせてからというより、のせるためにさっさと指揮官を変える必要があるのかもしれない。
Topでいる人は、Topの資質が必要だ。
ふと、最近思う。
高校の生徒会、ずいぶん昔の話だが、生徒会長になった時に僕は、「僕は指揮者になる。でも演奏するのは、君たち一人一人だ。ぜひとも一人一人がいい演奏をしてほしい。いい音色を出して欲しい。」と挨拶をしたことを思い出した。当時はそう思ったが、僕は、指揮者ではなく、指揮者の資質はもっていなくて、実は演奏家なのかもしれない。そして、目指すべきところは、ファーストバイオリンのトップ。コンサートマスターなのかもしれない。(実は、本当の居場所は、もしバイオリニストだとしても、ファーストバイオリンではなく、セカンドバイオリンの一番後ろのような気もするのだが...)