ある意味、一つの区切りとなる西の空だ。 この空を僕はどれくらい見てきたのだろう。 何回、夕焼けを見てきたのだろう。 今日の空は、まるで、僕を送ってくれるように、太陽は出てこない。 これでいいと思うし、これしかなかったという思いもある。 そんな僕のこころを映すような、中途半端な夕焼けだ。