株式会社セルヴァンの東海林博社長のお別れの会が行われた。
私の最高の理解者であった東海林博社長は、私個人だけでなく、今のこの会社、株式会社it'sに関しても非常に理解をいただいていたし、アドバイスをいただいていた。
そのような、大事な方が亡くなられたことを、私は、このお別れ会のご連絡をいただくまで、知らないでいた。
申し訳ない気持ちでいっぱいなのだ。
東海林社長との出会いは、株式会社サンジン様の紹介で、新しいシステムの作成の話だった。
それ以来、とにかく、発想がするどく、何にでもチャレンジする社長だった。
また、勉強熱心で、この間の日経に書いてあった記事の件だけどと、突然、話をされて、困ったりもした。よく、勉強不足だと怒られもした。
タブレット端末の導入も早かった。
とにかく、新しいものが好きだったし、それを、何とか早く、安く開発しろと、言われた。
一緒に飲みにも何回も行った。
今の会社の立上にも、何度も相談にのってもらった。無理をしちゃだめだ。と何度も言われた。
僕に押し付けることはなくて、むしろ
「俺だったら、こうする」
と自分の考えを教えてくれた。
お別れの会に出て、初めて、お経もない、お線香もない会に出た。
東海林博社長の御遺志でこうなったとの事。
献花をさせていただき、献奏という、フルートとバイオリンとチェロの演奏を聴いた。
なんと、心のこもったことなのだろう。社長の考えが伝わる感じがした。
心地よい音楽で、社長が語り掛けてきているようだった。
米沢で飲んだ時、
「この店は、カラオケをおいてないんだね。静かで、話が出来て、こういう感じは好きだなあ。」
と、ふと話されたことがある。
怒られる時は、大声なのだが、本当は、静かなところで、ノンビリと飲みたい気持ちがあるんだろうなあ。と思ったものだ。
献奏を聴きながら、
「こういう感じは、僕は好きだなあ。」
と、語りかけてくれているような気がして、目が潤んだ。
昨年の春、セルヴァン主催のゴルフコンペで一緒に回ろうと言ってもらったのに、残念ながら、ご一緒できなかった。
秋のコンペでは、検査入院で出られないという話だった。
一緒にゴルフに行きたかった。
もう一度、飲みに行きたかった。
色々をアドバイスをもらった、東海林博社長のためにもこの会社を立派にしなければならない。
合掌